矯正歯科
お口の正しい機能を取り戻しましょう
歯並びが気になりませんか?
矯正治療とは審美的に歯並びを美しくするばかりではなく、歯の噛み合せをしっかりと作り、食べ物を噛みやすくするための治療でもあります。むし歯や歯周病を予防するのに役立ち、健康的で美しい口元を得るには欠かせない治療です。
※矯正歯科は月に一度、土曜日に矯正専門医が診察します。
※矯正歯科治療は、公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。矯正歯科治療の一般的な治療期間と通院回数(永久歯列の場合)は18~24ヶ月の動的治療と保定治療24~36ヶ月で、通院回数は、動的治療に18~24回、保定に12~18回です。
成人矯正
成人矯正の流れ
1. 矯正相談
現在の噛み合せを引き起こしている原因、必要な治療内容と装置、治療期間や料金、実際にお口の中に装置が入るまでの注意事項についてお話しいたします。
相談料: 2,200円(税込)
2. 精密検査
お口や顔の写真・歯の模型・歯や横顔のレントゲンこれらを基に横顔のX線の精密分析をおこないます。
なお治療途中でも必要に応じてX線、模型などをとらせていただくことがありますが、料金は検査料に含まれております。
検査料: 33,000円(税込)
3. 診断
検査の結果をもとに、おひとりお一人に合った矯正治療の方法、期間、費用などを決定します。治療を希望されない場合はこの段階までにお申し出ください。
4. 治療開始
矯正装置を付けて治療を開始します。
装着時には装置料がかかります。お支払方法は、現金払い、銀行振り込み(一括)または、各種クレジットもご用意させて頂いております。
なお、クレジットカードをお持ちでない方はデンタルローンもご利用できますので、お気軽にご相談ください。
装置料:550,000円(税込)
5. 調整
通院は1か月に1回。治療期間は、1年半から2年半程度です。
処置料:5,500円(税込)(お子様の場合は異なります。※下記参照)
6. 保定期間
永久歯列の治療が完了した後、装置をはずしてそのままにしておくと、歯並び噛み合せはもとの位置へ戻ろうとします。この後戻りを防止するために、歯の裏側に保定装置を入れます。通院回数は2~3か月に1回、保定期間は2年程度です。
処置料:3,300円(税込)
小児矯正
小児矯正の流れ
お子様の場合の矯正治療は、大人の場合の「5.調整」の治療を、2段階に分けて行います。
※その他の治療内容・流れは同じです。
第1期治療
前歯(永久歯)の移動やあごの成長のコントロールを行い、すべての永久歯が全部生えそろうまでに上あごと下あごの関係を正しい状態にしておくことが必要になります。
通院は、1ヶ月に1回、治療期間は、年齢、歯並び種類と状態、治療の範囲によって異なります。
処置料:5,500円(税込)
観察期間
第1期治療終了後ほとんどの方に観察期間があります。通院は、2~3ヶ月に1回です。
観察料:3,300円(税込)
第2期治療
すべての永久歯が生えそろい、あごの成長がほぼ終了した頃に1つ1つの歯に装置を付け永久歯列の噛み合せを作ります。通院は、1か月に1回、治療期間は1年半~2年程度です。
処置料:5,500円(税込)
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 矯正歯科装置装着後に違和感、不快感、痛みなどが生じることがあります。一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。
したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらにかかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。
また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。 - 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に顎関節の痛み、音が嗚る、口が開けにくいなどの顎関節症状が生じることがあります。
- 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 動的冶療が終了し装置が外れた後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
- あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。